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​仮定使用状況
​車検について

GRJ76は本来日本の法律では、普通貨物車(500キロ積載)になります。また、ランドクルーザーという車は地球上ありとあらゆる地域を活動フィールドとして考えられた車です。その為、通常大人が二人程度と旅行程度の荷物の場合、バネが固いと感じられる事が多いでしょう。 カントリーサスペンション(以降カンサス)は、そんな日本での使用状況を考えられた作りです。(もちろんランドクルーザーの名に恥じないスペックです。) 納車以降ノーマルスペックで走り、データーを取りながらこのクルマに合ったスペックを想定し、試作を製作し走り・・・何度も、何度も繰り返し、納得の足回りになるまで長く時間がかかりました。新技術を幾つも投入し、このクルマに必要な足回りに仕上げました。

 板バネ及びシャックルを交換した場合、改造申請の届け出が必ず必要となります。もし、改造車検を取ってない場合に一般道を通行した時は、道路運送車両法違反で罰せされます。(いわゆる不正改造ですね)  

​キチンと届け出をし、改造車検を通せは問題ありません。弊社では、板バネ・シャックル交換した車で、届けを行って改造申請が通らなかった事は今迄有りませんでした。もしも事故等をした場合に改造車検をしてない場合には、保険が下りない場合も想定されていますので、交換した場合は速やかに手続きを行ってください。

​ 5000N近時にレート変化が起きるように設計しています。乗ってて判るほどでは有りませんが、テスト時においてリニアスペックの物と比較すると、乗心地とステアリングフィールは随分違いを感じれました。(テストドライバー談)

車高変化は、コイル・板バネで約40~50㎜UPです。シャックル込みで65~70㎜程度上がります。(リア)

・コイルスプリングレート   

 32N/mm~38.5N/mm

​ 自由長 512mm

​ 線 形 15.3mm

新型コイルの一番の改良点は、「不等ピッチ」を採用したことです。カントリーサスペンション・ランドクルーザー・コイルスプリング用としては、HDJ81の頃に初採用しています。当時不等ピッチを採用していたのは、他社でも殆ど無く、画期的な事でした。乗心地と操安性、相反する性能を追い求めた結果の採用。今回GRJ7#用として採用するにあたり、やはり乗心地と操安性を求めた結果です。もちろん今までのリニアレートでも両立していますが、よりユーザーの使い勝手の良いスペックを求めると必然とデュアルレート(不等ピッチ)に行きつきました。LC80の頃からの採用経験も有ったので、テストスペックも狙い通りの結果を出し、路上テストも好評でした。(フロントにウインチ等重架装したお車には今まで通りのリニアスペックをお勧めします。)

​不等ピッチ
​変化値

​GRJ76K カントリーサスペンション 基本スペックコンセプト

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